こんにちは。kauhola☆peco國枝です。
お彼岸の中日、いかがお過ごしでしょうか。
今週で今年度の登校もおしまいです。
我が家では、上靴は私が洗っています。
息子のことを足元から守ってね、という気持ちで、毎回真っ白にしてやります。
我が子は、小2の約9ヶ月間、学校に行きませんでした。
原因はいわゆるいじめです。
休校が明けてすぐ、事件が起き、1ヶ月ほど耐えていたようですが、夏休み直前のある朝、ぽろぽろと涙を流しながら、事の顛末を話してくれました。
私は速攻で連絡帳を書き、「よく話してくれた」と抱きしめ、それから年度が変わるまで、一度も教室に入ることはありませんでした。
正直、きっかけは驚くほど小さなことでした。
でもそれは私がそう思うだけのことで、息子にとっては、世界が一変するほどの大きな衝撃だったのです。
決して私の物差しで計らず、彼の気持ちを尊重する…観念するまで、ものすごい葛藤と戦いました。
経験したから言えます。
あれは、親がめちゃくちゃしんどい。むしろ子よりしんどい。本当に怒りを始めとするネガティブな感情に掻き回されて、おかしくなりそうでした。
私が観念するまでは、息子も安定しませんでしたね…。
おかしくならずに踏ん張れたのは、カウンセリングの賜物です。
私自身も、小2のときに非常によく似た状況でいじめに遭い、ズタズタに傷ついていました。それが大噴出して大暴れしていたので、よくよく悲しみきって解放していきました。
あのときの私は本当はどうしてほしかったのか。
持たせる消しゴムを増やすんじゃなくて、ぎゅっと抱きしめてその胸でわあわあ泣かせてほしかったんだ。まず、私の悲しいという表現を、受け止めてほしかった。
そんなことに気づきながら、息子の気持ちも受け止め続けました。
「学校に行きたくない」って言えた息子が、ちょっぴり羨ましかった。当時の私はそんなことを言うという選択肢すら思いつかなかったから。
年度が変わる際、たくさんの配慮をいただき、息子は学校に戻る選択をしました。
たくさんの良いこととともにありますように。
嫌なことに巻き込まれないように。
巻き込まれてもダメージ少なく乗り越えられるように。
そんな思いで、毎週上靴を洗っています。
(エネルギー針ヒーラーになってからは、洗いながらめちゃくちゃヒーリングかけてますw)
しんどい話になってしまいました。
でも、起きたことを落ち着いて見て、自分の気持ちを掴み、その奥にある願いに気づくと、流れは上向いていくなと感じています。
ただひとりではなかなか難しい。そんなときは隣につきます。お使い下さい。
親も子も、笑顔で機嫌よく暮らせますように。
國枝 弓
最新記事 by 國枝 弓 (全て見る)
- 私と息子のバカ正直な関係 - 2024年11月29日
- 「心配」は美徳…ではない? - 2024年11月3日
- 私のスキなところ、3選 - 2024年10月26日