こんにちは、ぺこりんです。
暑い…いや、これはもう「熱い」と言ってもいいくらいの気候ですね。
みなさま、お体に気をつけて、どうかご安全に。
さて、体といえば。
中1の息子が、6月の半ばから、頭痛を訴えて、思うように学校に行けない日々を過ごしていました。
ひどい日は、午前中はずっと寝ていて、昼過ぎに起き出し、夜に向かって調子が良くなって
いきますが、お風呂で身体が温まるとまた頭痛が出るという状態。
夏休み前までの約1ヶ月間、まともに登校できたのは、たった2日。
さて、ご自分のお子様がこの状況になったら、どんな気持ちになりますか?
私が信じなきゃ誰が信じるんだ
私も、まず、「ええ・・・????」となりました。
驚きと、ほんのちょっとの、疑いと。
正直な話、だらけているだけにも見えるんですよ。
普段どおりに見えるときもあるし、スマホやタブレットも扱えるので。
でも、痛みは目に見えないし、彼の辛さをリアルに感じるのは不可能じゃないですか。
としたら、彼が伝えてくれる状況を信じるしかない。
憶測を交えず、ただ、見たことと聞いたことを受け止める。
わからないことを憶測で埋めない
この、「憶測を交えず」が、キモであると同時に、難しいんですよね。
人は、「わからない」ことを嫌がり、「わかろうとする」生き物です。
しかし、この指向が強くなると、
「原因はきっと〇〇に違いない、いや、そうに決まっている」
と、「わかったふりをする」ようになります。
この「わかった気がする」ことで得られる優越感が、一瞬ですが、美味しいんですよ。
そうすると、心の中で、いつの間にか、憶測が真実にすり替わって、受け取る情報も憶測ありきになってしまう。
目の前のお子さんを置いてきぼりにして、筋違いの対処をしたり、それこそ「余計なお世話」をしてしまうことも。
これが曲者なのです。
私も何度も陥りかけましたし、夫の単純な「今日は行けたの?」という質問に過敏に反応したり、悪い展開を想像してべそべそと泣いて、慰めてもらったりしていました。
そのたびに、
「今、何が見えるか、何が聞こえたか」
と自分に問いかけ、ただ観察するモードに意識して入るようにしています。
ペインクリニックにかかったときも、事実だけを伝えるように意識しました。
幸い、息子自身がしっかり答えていたので、私はほぼ「病院までの輸送手段」でしたw
「親なんだから、子の事は何もかもわかってないといけない」
…なんてことは、ない。
「私が何とかしなくちゃ」
…今はできない。それも仕方ない。
いつまでもこのままじゃないから。
できないことがあることと、無力であることは、違うこと。
完璧でなくてもいいよ。
うちの場合は、1か月ほどで夏休みに入ったのでまだ良かったのですが、
- 毎日欠席連絡入れるの、地味に大変
(息子の学校はアプリ経由でしたが、増えていく履歴が辛かった) - 親としてどう学校に対すればいいか迷う
こういったお悩みを持たれる方も多いのではないでしょうか。
「うちの場合はどうしたら…」
と思われましたら、LINE公式でご相談ください。
1対1なので、具体的なお話も安心ですよ。


國枝 弓

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