こんにちは。ぺこりんです。
さて、私が自分の仕事を説明するときにもよく出てくる「思い込み」。一体、何なんだろう?と思ったので、私なりの考えをまとめておくことにしました。
代表格としてよく挙がるのが
- 「〇〇すべき」
- 「〇〇せねばならない」
- 「どうせ〇〇なんだから」
このあたりかな、と思います。
重要なのは、これらすべて、「外」からもたらされている、ということです。
自分自身の内から湧き上がったものではありません。
自分の定義を、外から押し付けられている…という感覚でしょうか。
しかし、そう思えず、自分が思っているように感じているのは、定義を与えられたとき、それを否定したら、見捨てられると思ったから。
見捨てられたら死んでしまうと思ったから。
養育期の思い込みがきつく握られるのはこのためです。
そりゃそうだ、生死がかかってるから。
実は…これらは、ほぼ幻と言っていいです。
相手があなたを制御したかっただけなんです。
誰にも迷惑をかけないいい子でいてほしいとか、私の子供はこうあるべきだ、とか。
そんな理由で、相手の本質を観察せず、ただ都合よくコントロールしようとした結果なのです。
そもそも、他人をコントロールなんてできないはずなんですけど、そこをかなり強引にねじ伏せている状態です。
その定義が、本質とかけ離れているから、定義どおりでいようとすればするほど、苦しくなるのです。
でも、違うって言ったら死んでしまうかもしれないって思っているから、抜け出せないのです。
カウンセリングは、この「死ぬかもしれない」を解いて、思うだけで心から嬉しくなる「私は〇〇」を見つけることなのかな、と思っています。
私もっとアホでいいんだー、とか。
私は何もかもをひとりで頑張らなくていいんだね、とか。
大丈夫、怖くないです。
あなたはもっと楽になっていい。
「苦しみなくして幸せにはなれない」というのもまた、盛大な思い込みなのですよ。
國枝 弓
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