こんにちは。ぺこりんです。
体重が…尋常じゃないほど増えておる…!!!
そして、秋にしまったジーンズ入らんぞ…
やばいです。
とても危機感です。
というわけで、散歩に出かけることにしました。
でも、実は私、ただ歩くのってあまり気が進まない人でして。
今日は、その理由を知ることになりました。
家から遠ざかるほど増す不安
だいたい4000歩を目標にして、ざっくりとルートを決め、スマホアプリで歩くペースを音で出しながら、いざ出発。
いつもなら車で通りすぎる道や、車では入り込まない道を、ペースに合わせて、てくてく。
一旦、自宅から遠ざかるルートを取ります。
そうしたら、ふと、
「私、家に帰れないかも知れない」
という不安が押し寄せてきました。
正直、自分でもびっくり。
これは良くないな、帰ったら自分でカウンセリングしようと決めて、その後はペース音に集中して淡々と歩き続けました。
一定のペースを保つことにのみ集中していると、さながら瞑想のよう…。
「帰れない」は「帰ってはいけない」だった
向き合ってまず思い出したのが、小学生のころの出来事。
今やると事案だと思いますが…私、「締め出し」をされたことがあるんですね。
玄関から出されて、鍵をかけられてしまうやつです。
で、当時の私は…なんと、ドアを開けようと、その辺の木片を鍵穴に突っ込んだんですね。
そしたら、母が血相変えて出てきて、一言。
「鍵壊れたらどうするの!!!!!」
このときに私は、
「私より鍵のが大事」「私が帰れなくてもかまわないんだ」
という、諦めという思い込みを握りました。
それが、ちょっとねじ曲がった形で、「家を出てしまったら帰れない」と現れたようです。
誰も待ってない、って思っちゃったんだね。
私はただ話がしたかっただけだった
エミークコーチングには、「もしそのつらい体験を書き換えられるとしたら?」という質問があります。
このメソッドのいちばん大切でいちばん好きなところです。
想像力をフル回転して、盛りに盛ったステキな設定を作り上げます。
そもそも締め出されることがなく、
しっかりと話を聞いてもらって、これからどうするかを一緒に考えたかった。
あの日、うやむやにしていた気持ちが、今、出てきました。
一方的に蹂躙された私が握った思い込みは
「私は関わるに値しない」
でした。
そしてその裏にある、幼い日の私の望みは。
おかあさん。
鍵じゃなくて、私を見て。
もっと私と話をして。
対話が要となるこの仕事を選んだの、なんかわかった気がしました。
私、散歩しただけなんですけどね…。
カウンセリングでは、お客様の話を聞きながら、心がどう動いたのかを探っていきます。
脈絡なくても大丈夫。人に話すことで、輪郭が浮かび上がることもままあります。
続けていくと、徐々に、こうした心の動きが捉えやすくなります。
また、少し時間をおいてから、異なる見方に気づくことも。
アフターフォローも頑張りますね。
3月の予定更新しております。
國枝 弓
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