こんにちは。kauhola☆peco國枝です。
たまに、気になる企画展があると、美術館へ行きます。
前回は豊田市美術館の東山魁夷だったか…。
今回は、刈谷市美術館。
金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋
先に既に行った人たちのSNSを見て、これは行かねばと思っていたら…おおぉ会期終了間近。
金魚に救われ魅入られた絵師の仕事
いやね、すごかった。
撮影可能エリアも素敵なんだけど、他の展示が圧倒的。
目玉の樹脂+アクリル絵の具の作品も、絵も、その緻密さと表現力に、ずっと口開きっぱなしでした。
ただきれいなだけじゃない、作家さんの気迫を感じました。
それと同時に、お茶目さも感じてしまうわけですが…。
なんでこれとこれが隣どうしで並べてあんねんとか、細かすぎて思わずクスリと笑えてしまう説明書きなど、突っ込みたくなる展示、多数。
たぶんこの作家さんめっちゃアクが強くて面白い人だぞ…。
より美しくリアルに…技術の進化がすごい
技法そのものは同じなのだけれど、初期の作品と最近の作品を比べると、明らかに表現力が増しているのがわかります。
より魅力的に描くために、ハンパない手間をかけているのがしっかりわかります。
それは、過去作品が霞んで見えるほど。
絵のくせにすごく立体的なんだもの…目線変えてもちゃんと金魚だもの。
金魚に救われたその日から、飽くなき探求を続けてこられたんだろうなぁ。
そして、最後の展示の「平成しんちう屋」。
ふと、袋の中で泳ぐ金魚たちと目が合いました。
「お前は進化しているか?」
そう聞かれた気がしました。
ちょっとドキッとしました。
最後の展示には、今後への想いも書かれていて、私は「ひええぇ」となりました。
…はい、現状に甘えず頑張ります。
展示は、11月4日(日)まで。今度の日曜日で終わりです。
3日(土)は、開館延長で20時まで。
駐車場がかわいい(60台…!)のでお気をつけを。
けっこう撮影できるものも多かったです。
偶然にも虹が写り込んだのには、因果めいたものを感じたとか何とか。
國枝 弓
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